感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
61
ホラーアンソロジー。ラストが嫌な話を集めている一冊。ただ普段イヤミスとかを読んでいると、それに比べるとインパクトに欠けるというか、予想の範囲内に収まるというか…。ただ作者の持ち味が出た話はよく出来ていて、そこはバラエティに富んでいて楽しめる。例えば五丁目「It's...showtime!」の昔のスラッシャーホラーを思わせる描写はその手の作品に馴染んだ人にとっては堪らない出来だし、湧田束「身削《みそぎ》」とかも昨今流行の土俗ホラーの凄惨な部分が出ていて良かったかな。パニックホラーから土俗までと楽しめました。2025/07/13
鈴
42
ホラー短編集。途中、好みではない話があったため、このまま読み進めるのをやめようか悩んだが、そのあとは少し面白くなってきたので最後まで読めた。「ぼうらぎ」「身削」が怖かった。2018/11/10
のりすけ
21
短編集。かなり面白い作品も点在していてお得。かたつむりのと鬼とぼうらぎがが好き。一番良かったのは「身削」。2025/03/12
ザ ネ
18
前半の作品より後半の作品の方が好みだった。「It’s...showtime!」「ぼうらぎ」「読むな」「身削」が特に面白かった。やっぱ怪村系の話が大好物です。逆にSFっぽいブルーシェルはあまり好みではなかった。クローズドサークルものは好きだけど、いまいち自分の好みには合いませんでした(^◇^;)好きな人は凄い好きだと思われる。ホラーのジャンルが豊富だったので自分の好みを改めて再確認できました(笑)2019/11/15
稜
6
短編の限界。買わなくていい。ただ立ち読みで『身削』は読んでもらいたい。2018/09/10