内容説明
やる気はいらない、根性もいらない、スピード合格するための考え方。飽きっぽい人でもムリなく続いて成果が出せる勉強法!
目次
第1章 合格る思考1“加点思考”
第2章 合格る思考2“具体思考”
第3章 合格る思考3“全体思考”
第4章 合格る思考4“確率思考”
第5章 合格る思考5“仕組思考”
第6章 合格る思考6“質問思考”
第7章 合格る思考7“行動思考”
著者等紹介
宇都出雅巳[ウツデマサミ]
1967年京都生まれ。東大文2に現役合格。卒業後、経済雑誌記者、営業システムコンサルタントを経験後、1998年にニューヨーク大学スターンスクールに留学、2000年にMBA取得。その後外資系銀行を経て2002年にトレスペクト経営教育研究所を設立、同代表に就任し現在に至る。NLP(神経言語プログラミング)マスタープラクティショナー、CPCC(認定コーアクティブ・コーチ)としてコーチングやコミュニケーション研修を行うかたわら、2002年にCFP試験に全6課目合格、2011年には行政書士試験に合格、TOEICで990点取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちさと
32
勉強のやり方を説明した「合格る技術」に続いて「合格る思考」。難関試験に突破するための思考方を提案しています。分からない部分に遭遇すると落ち込んでしまうことがあるんですが、分かると分からないを選別する事がまず重要。それから分からない部分に好奇心をもって「なんだろう」と繰り返し思いながら進めると、そのうち全体像が掴めるそうです。頑張ることを頑張らない。だけど宇都出さんの勉強量は半端ないと思うなぁ、10000回も同じテキスト・過去問を繰り返し読み込むのはかなり時間と根気がいりますよね。笑2019/03/09
壱萬参仟縁
28
過去問をバラバラにすること、水性ペンを使って太く・大きく書きこむ、テキストの目次はイメージ化して記憶(006頁~)。見出し、太字、わかるところ、読む気がするところ、キーワード、結論、構造だけざっくりと読む(078頁)。あっさり、しつこく繰り返す(093頁~)。勉強するからやる気が出る(108頁~)。見える化してフィードバックする。1本の水性ペン。プロッキー(三菱鉛筆)で、キーワードに○、キーワードを余白に大文字で書く、大事・不明に線引く(122頁~)。2016/02/04
uD
14
人に薦めるにあたって再読。 自身の行動の修正と進捗を見直すきっかけにも。 変えるべきは「減点思考」。わからないところが出てきたとき、深刻に捉えたり立ち止まって進めなくなることを意識的に改善していきたい。著者の言うように、わかるところとわからないところを分ける→いまわかるを整理する、を続けていれば、いずれわかる日が来るはず。イメージはジグソーパズルで。 それから「計画思考」を「行動思考」寄りにシフトしたい。細かな計画を立てすぎるのも、無計画にがむしゃらに勉強するのも、一長一短。バランスが大事なのだと思う。2019/03/04
uD
12
前著『合格る技術』は試験勉強を効率よく進めるためのノウハウについて。本書はその技術を最大限活かすための考え方が細かく解説されています。共に神本 ◆減点思考を加点思考へ →できるところにフォーカス ◆一般思考を具体思考へ →とにかく分ける ◆部分思考を全体思考へ →ジグソーパズルのように ◆個別思考を確率思考へ →全体からの割合 ◆回答思考を質問思考へ →わからないではなく、なんだろう? ◆努力思考を仕組思考へ →頑張らない、仕組(習慣)化する ◆計画思考を行動思考へ →細かな計画に捉われない、やってみる2018/11/12
デビっちん
8
再読。具体思考。脳は楽をしたがるため、ついつい一般化してリソースを節約する傾向にある。「わかる」とは、「分ける」こと。全然わからないという思考から、対象を「わかっていること」と「わからないこと」を分けながら、具体的に一つ一つに向き合っていく考え方。具体思考を加速させるために有効なものが問い。また、一般思考と抽象思考は似ているようで非なるもの。対象に徹底的に近づく中で見えてくる本質が、抽象的な概念になる。今抱えている問題で、細分化することで見えてくる具体的なものは何か?具体的になれば、対処法があるのでは?2015/01/13