読書の秋2014
日仏討論会 第一次世界大戦開戦100周年記念
『戦争を語る―芸術家と歴史家』
【パネリスト】
松沼美穂 ローラン・ヴェレー ジャン・ルオー 諏訪敦彦
【司 会】
渡邉あゆみ
第一次世界大戦の1918年の休戦記念日である11月11日には、フランスと世界各地で大戦を振り返る催しが相次ぎます。
紀伊國屋書店ではこの企画意図に賛同し、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本と共催で討論会イベントを開催致します。
個人の運命と、それぞれの人生の歩みに配慮しつつ、いかに第一次世界大戦を新たに語るのか。払われた犠牲を数字で表す以上にどのように戦争の暴力を言い表すのか。芸術家と歴史家の視線はどのように補い合い、また差異を表すのか。
日仏の芸術家と歴史家にこのテーマについて討論していただきます。
日 時|2014年11月16日(日) 16:15開演 (15:45開場)
会 場|紀伊國屋サザンシアター (紀伊國屋書店新宿南店7F)
料 金|1,200円 (税込・全席指定)
※フランス語、日本語 同時通訳付
《10月15日(水)10:00よりチケット発売・電話予約開始》 ■前売取扱(店頭販売) キノチケットカウンター (新宿本店5階/受付時間10:00~18:30) 紀伊國屋サザンシアター (新宿南店7階/受付時間10:00~18:30) ■電話予約・お問合せ 03-5361-3321 (紀伊國屋サザンシアター/10:00~18:30) |
【パネリスト プロフィール】 松沼美穂 / Miho Matsunuma 群馬大学教育学部准教授。主要著作:『帝国とプロパガンダ―ヴィシー政権期フランスと植民 地』(山川出版社、2007年)、『植民地の〈フランス人〉―第三共和政期の国籍・市民権・参政権』(法政大学出版局、2012年)、『帝国の長い影―二十世紀国際秩序の変容』(共著、ミネルヴァ書房、2010年)、『第一次世界大戦と帝国の遺産』(共著、山川出版 社、2014年)
ローラン・ヴェレー / Laurent Véray パリ第三大学(新ソルボンヌ)教授。歴史家、1914~1918と二つの世界大戦の戦間期のフランス映画史を専門とする。著書に「映画における大戦」「栄光から記憶へ」(ラムセ、2008年)などがある。 ジャン・ルオー / Jean Rouaud 作家。小説処女作品『名誉の戦場』によりゴンクール賞(1990)を獲得。最新刊の Un peu la Guerre (2014)はジャン・ルオーの三部作 La Vie poétique 『詩的な生活』の、Comment Gagner Sa Vie Honnêtement (2011)、Une Façon de chanter (2012)に続く最終章である。 諏訪敦彦 / Nobuhiro Suwa 1960年生まれ。東京藝術大学映像研究科教授。東京造形大学在学中にインディペンデント映画の制作にかかわる。卒業後、『M/OTHER』でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。その他の主な作品に『H Story』『パリ、ジュテーム』(オムニバス)など。 【司会】 渡邊あゆみ / Ayumi Watanabe 1960年横浜生まれ。東京大学教養学科イギリス科卒業。1982年NHK入局アナウンス室配属。報道・生活情報番組キャスターを経て、現在「歴史秘話ヒストリア」に出演中。 |
共 催|在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、紀伊國屋書店