内容説明
本書では、安生和之の文章によって、恋愛論をトンパ文字で語った。
目次
雨が降る
女の子
窓
結婚する
恋する
産み育てる
分かれ道
夫婦
海
セックス〔ほか〕
著者等紹介
浅葉克己[アサバカツミ]
アートディレクターとして日本の広告デザインの第一線で活躍。武田薬品「アリナミンA」、サントリー、西武百貨店、セゾングループ、日清食品「カップヌードル」、キリンビバレッジ「日本茶玄米」などがある。1987年東京タイポディレクターズクラブ(TDC)を設立。本格的なタイポグラフィの運動を再開する。会長として同クラブの運営を推進する他、アジアの多様な文字文化に着眼し、フィールドワークを経て、文字と視覚表現の関わりを追求している。東京ADC委員、東京TDC会長、JAGDA理事。卓球6段
安生和之[アンセイカズユキ]
ライター。児童向き絵本から、最先端科学レポート、ネットワークコンテンツのプロデュースまで幅広く手がける
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感想・レビュー
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ybhkr
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浅葉克己さんのトークショーにて、トンパのいろいろを聞いた復習。トンパのタイポグラフィを作ったのは浅葉克己さんが最初で今のところ最後ではないでしょうか?トンパの聖典を見るとヒエログリフやいろんな国の古代文字に比べてとってもラフというかメモ的で出来にもばらつきがあることから、文字を書き残すための専門職があってそういう人が聖典を書き残したわけではなく、文字を知っている人ならば誰でも得手不得手に関わらず書くことができたのではないかと思う。浅葉さんの作ったタイポグラフィのトンパは言わば楷書って感じだな。2016/08/13