商品詳細
私たちの周りには確率の言葉があふれており,自然と社会の多くの問題がこの言葉で語られる.私が結婚できる確率は? ギャンブルで勝つ方法は? ツキは存在するのか?――日常に潜むさまざまな確率の問いはどれも興味深く,それと同時に悩ましい.いまだ新しく十分に理解されていない確率という概念の意味と考え方を探究する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
1 私が結婚できる確率はいくらか?
1 日常身辺の疑問としての確率
2 結婚の確率
3 確率と期待と不安
2 確率論でギャンブルに勝てるのか?
1 「ギャンブルがお強いんでしょうねえ」
2 確率論の始まりとギャンブル
3 「同様に確からしい」と丁半
4 サイコロの問題,さらに二つ
5 「得点の問題」と確率論の誕生
6 確率論でギャンブルに勝つ
3 生まれてきたのは運が悪かったのか?
1 パスカルの賭けと期待値
2 ベネターの存在害悪論
3 確率による超越的議論の意味
4 宝くじを買うのは愚かなのか?
1 宝くじを買うのは愚かだ
2 宝くじを買うのは愚かではない
3 結局のところ宝くじを買うこととは
5 いつまで待てばよいのか?
1 待つことの苦しみ
2 待つことのモデル
3 待つことの本質
幕間 どうすればお金持ちになれるのか?
6 ツキは存在するのか?
1 ツキは存在するか
2 コイン投げでツキを考える
3 それでもツキは存在する?
7 シャーロック・ホームズは論理的か?
1 ラプラスとシャーロック・ホームズ
2 ホームズとケインズ
3 ケインズとラプラス
8 この人は信用できるか?
1 社長の不安と偽コインのパズル
2 わからない未来への二つのアプローチ
3 結果から曖昧な原因を探ること
9 この池には魚が何匹いるか?
1 でたらめの効用
2 でたらめの使い方
3 でたらめの豊かさ
あとがき――そして,確率とは何か
参考文献
著者情報
原啓介[ハラケイスケ]
1991年、東京大学教養学部基礎科学科第一卒業。1996年、東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。博士(数理科学)。立命館大学理工学部数理科学科准教授、同教授、株式会社ACCESS勤務などを経て、Mynd株式会社の設立に参画。同社の代表取締役、取締役を経て、現在、数理ファイナンス研究所フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)