小学館新書

近親性交 ~語られざる家族の闇~(小学館新書)

阿部恭子

小学館

発売:2025/06/02

発行形態:書籍

ファイル:EPUBリフロー形式/1.3MB

ポイント:7pt

特価¥770( 本体 ¥700 )
通常価格¥1,100( 本体 ¥1,000 )

商品詳細

それは愛なのか暴力か。家族神話に切り込む。

2008年、筆者は日本初となる加害者家族の支援団体を立ち上げた。
24時間電話相談を受け付け、転居の相談や裁判への同行など、彼らに寄り添う活動を続けてきた筆者がこれまでに受けた相談は3000件以上に及ぶ。
対話を重ね、心を開いた加害者家族のなかには、ぽつりぽつりと「家族間性交」の経験を明かす人がいた。それも1人2人ではない。筆者はその事実にショックを受けた。

「私は父が好きだったんです。好きな人と愛し合うことがそんなにいけないことなのでしょうか」(第一章「父という権力」より)
「阿部先生、どうか驚かないで聞いて下さい……。母が出産しました。僕の子供です……」(第二章「母という暴力」より)
「この子は愛し合ってできた子なんで、誰に何を言われようと、この子のことだけは守り通したいと思っています」(第三章「長男という呪い」より)

これほどの経験をしながら、なぜ当事者たちは頑なに沈黙を貫いてきたのか。筆者は、告発を封じてきたのは「性のタブー」や「加害者家族への差別」など、日本社会にはびこるさまざまな偏見ではないかと考えた。

声なき声をすくい上げ、「家族」の罪と罰についてつまびらかにする。

(底本 2025年6月発売作品)

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著者情報

阿部恭子[アベキョウコ]
1977年宮城県仙台市生まれ。特定非営利活動法人World Open Heart理事長。東北大学大学院法学研究科博士課程前期修了(法学修士)。2008年大学院在学中、日本で初めて犯罪加害者家族を対象とした支援組織を設立。近年、ノンフィクションライターとして「現代ビジネス」、プレジデントオンラインなどで事件に関する記事を発信。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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