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EXPO’70の前に書かれた“予言の書”。
――たしかに万国博は政府や大企業のいうとおり景気を刺激し、新技術を生みだすことだろう。
しかし、それが何だというのだ?それが本当の人間のためなのか?――
1970年の大阪万博に引き続き、1987年3月15日、愛知県で東海道万国博が開かれようとしていた。科学技術の粋を集めたエキスポは、莫大な資金が動くだけに企業間の争いも激しい。財閥系大企業はもちろん、非財閥系やプランニング会社などをが、しのぎを削っていた。
そんななか、財閥系の企業が密かに養成した産業将校たちが暗躍を始める。彼らの真の目的は何か。果たして東海道万国博は成功するのか……。
70年の大阪万博開催前に書かれた“予言の書”ともいえる長編SF経済小説。
著者情報
眉村卓[マユムラタク]
1934(昭和9)年10月20日‐2019(令和元)年11月3日、享年85。大阪府出身。大阪大学経済学部卒業。会社勤めの傍らSF同人誌に参加。『燃える傾斜』などの長編のほか、ショートショートやジュブナイル小説を多数手がける。1979年、『消滅の光輪』で第7回泉鏡花文学賞および第10回星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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