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列島各地で覇権が争われていた戦国時代。隣接する駿河今川・甲斐武田・相模北条の大名家は、3国間で和平協定を締結。互いの嫡男の正室に相手の娘を迎えて同盟の証とした。自国の領土拡大を目指し、後顧の憂いを無くすという利害の一致により、東海・中部・関東に広がる巨大政治勢力が出現したのである。しかし「親子兄弟同然」の18年に及んだ攻守軍事同盟は、終焉へと向かった――
著者情報
黒田基樹[クロダモトキ]
1965年東京都生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士(日本史学)。専門は日本中世史。駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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