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日本SF第一世代として活躍した眉村卓が晩年の病床で書き継いでいた遺作。SF黎明期に起こったこと、そして未来はどうなるのか――
今から60年以上前、大学を卒業して会社員となった浦上映生は文芸の道を志し、SF同人誌「原始惑星」や創刊されたばかりの「月刊SF」に作品を投稿し始めた。サラリーマン生活を続け、大阪と東京を行き来しての執筆生活はどのように続いていったのか。
晩年の彼が闘病しつつ創作に向き合う日常や、病床で見る幻想や作中作を縦横無尽に交えながら、最期に至った“この世界の真実”とは。
これぞ最後の「眉村ワールド」!
著者情報
眉村卓[マユムラタク]
1934年大阪府生まれ。会社勤務のかたわらSF同人誌「宇宙塵」に参加。’61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストで「下級アイデアマン」が佳作入選しデビュー。’63年に処女長編『燃える傾斜』を刊行し、コピーライターを経て’65年より専業作家に。’71年から書いていた司政官シリーズの長編第一作『消滅の光輪』で’79年に第7回泉鏡花文学賞と第10回星雲賞、’96年に『引き潮のとき』で第27回星雲賞を再び受賞。日本SF作家第一世代の一人として長く活躍したほか、ジュブナイル小説やショートショートなどでも健筆をふるった。2019年11月3日逝去。’20年に第40回日本SF大賞功績賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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