商品詳細
本書は、チームのパフォーマンスを最大限に発揮するための「心理的安全性」について、実例を交えてわかりやすく解説していく一冊です。
▼心理的安全な風土を醸成する
・問題は解決しなければならない
・新しいことをしなければならない
・全員の賛同を得なければならない
現在マネージャーやリーダーを務める方で、チームや組織を変えていこうとするときに、”~しなければならないと考えてしまってはいませんか?
筆者はこれらの~しなければならないという考え方は、「パラダイム(考え方を支配する認識の枠組み)や、当たり前に囚われている」と言います。
これらに縛られてしまうと、新しい発想がしにくくなるだけでなく、行動のスピードが遅くなってしまいます。
▼チーム力向上のカギとは?
心理的安全性の醸成したチーム力の向上には、
(1)お互いを知る機会づくり
(2)もやもや・心配事の見える化
(3)個人とチームの目指す姿・大切にしたいことを言語化
(4)個人とチームの振り返りによる成長支援
(5)1on1とコーチング
に取り組むことが重要です。
これら5つを筆者が実施したところ、所属メンバーの働きがいが32%向上しました(GPTW社員意識度調査)。
本書は25年以上にわたり金融系システム開発のチームに所属し、リーダーも務め、現在は「TISインテックグループを最高のチームでいっぱいにする」ことをミッションに据えた品質革新本部で活躍する筆者による「チームの心理的安全性の作り方」を解説!
チームだけでなく、自身の強みや軸に気づくための参考になる方法についてもあわせてわかりやすく伝えます。チームマネジメントや組織運営に課題を感じている方々に向けて、「こんな簡単なことに取り組むだけでいいのか!」と気づき、実践につなげられる一冊です。
著者情報
川野いずみ[カワノイズミ]
TIS株式会社所属。1994年、名古屋大学経済学部卒業後、株式会社東洋情報システム(現TIS株式会社)入社。1999年の育児休暇後も含め、一貫して開発チームリーダーとして、信販・クレジットカード系システム開発を担当してきた。日経BP社「課長塾」研修の受講をきっかけに、キャリアコンサルタント、CTN(コミュニケーショントレーニングネットワーク)を知る。2018年より、開発チーム運営の傍ら所属事業部の育成や働きがい向上施策の企画推進を担当。2022年4月、品質革新本部に異動し、TISインテックグループ社員約2万人およびビジネスパートナー様を対象に、チームとメンバーの開花を目指す各種取り組みを企画推進中。情報処理技術者試験プロジェクトマネージャ、国家資格キャリアコンサルタント、メンタルヘルス・マネジメン卜I種、ビジネスコーチ社認定ビジネスコーチ資格を保有。長年のリーダ経験も生かし、社内だけでなく副業としてもコーチングセッションを実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)