商品詳細
軍という巨大組織の一員として危機に直面したとき、軍人たちはそれぞれの立場や思惑からどんな決断を下し、どんな選択をして活路を見出そうとしたのか。そうした葛藤を伴う生き様は、現代に生きる私たちにも多くの示唆を与えてくれる。
本書では、山本五十六やジョージ・パットンといった誰もが名を知る将軍から、後世の研究によってその功績が見出されたほぼ無名の技術士官まで、およそ40人の軍人たちの生い立ちと軍歴のハイライト、遺された名言などを通して、軍人として、人としての真の強さとは何なのかに迫る。
著者情報
有馬桓次郎[アルマカンジロウ]
小説家・近代史研究家。『ミリタリー・クラシックス』誌を中心に近代軍事史の記事を執筆する傍ら、作家として歴史・ファンタジー分野の小説作品を出版。近年は海軍糧食史について研究を進め、呉や横須賀の料理店に海軍料理のレシピを提供するなど普及活動にもあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)