Docker実践ガイド 第3版

古賀政純

インプレス

発売:2023/02/21

発行形態:書籍

ファイル:EPUB画像形式/164.1MB

ポイント:38pt

¥4,180( 本体 ¥3,800 )

商品詳細

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本書では、技術者だけでなく、IT基盤の方向性の検討や戦略の立案、意思決定を行う立場の方が、導入前の検討を実践できる内容を盛り込みました。具体的には、コンテナの特徴、導入時の検討項目、注意点などのチェックリストを設け、システム構成例などを解説図にまとめ、要点を把握しやすいようにしました。また、大規模データセンタ向けのコンテナ基盤構築の経験がない技術者でも、その基礎を理解できるよう、Docker(v20.10.系)のインストール手順、使用法などを具体的に記載しています。
 さらに実践的な解説内容としては、Docker Composeによるコンテナの連携、Swarmモードによるコンテナのクラスタ化、GUI管理ツールによる管理手法、コンテナ基盤における仮想ネットワークの構築、DVD、音源などの周辺機器の使用例、インターネットに接続しない社内コンテナ環境の構築、そして、複数コンテナによるオーケストレーションを実現する人気のKubernetesなどの解説を網羅しています。
 なお、今回出版される第3版では、Rootless Docker、ネットワーキング(Ipvlan)、認証付きプライベートレジストリ、K3sなど、Dockerを取り巻く最新のエコシステムについての加筆に加え、新たに商用版コンテナ管理基盤のEzmeral Runtime Enterpriseの構築手順、使用法など、2022年時点での最新のトピックを取り上げました。

表紙
商標
はじめに
本書が想定する読者対象/本書の構成
本書の表記/実行環境
第1章 Docker とは?
1-1 Docker の誕生
1-2 Docker のもたらす環境
1-3 新たな IT インフラへの移行
1-4 Docker に向くシステム、向かないシステム
1-5 Docker の課題
1-6 コンテナのアーキテクチャ
1-7 まとめ
第2章 コンテナ導入前の準備
2-1 導入前の検討項目
2-2 Docker を稼働させる OS の選択要件
2-3 Docker のエディション
2-4 本書における Docker 導入前の確認と準備
2-5 まとめ
第3章 Docker Community Edition
3-1 物理サーバの CPU に関する留意点
3-2 メモリおよびディスクに関する留意点
3-3 Docker ホストとしての OS のインストール
3-4 Docker 利用のためのパーティショニング例
3-5 Docker CE のインストール(Rootful モード)
3-6 Docker CE のインストール(Rootless モード)
3-7 Docker の基本操作/3-8 Docker の各種コンポーネント
3-9 Docker イメージとコンテナ
3-10 systemd に対応したコンテナの利用
3-11 ホスト OS からコンテナへのディレクトリ提供
3-12 データ専用コンテナ
3-13 イメージのインポートとエクスポート
3-14 Docker イメージのセーブとロード
3-15 リソース使用状況の確認
3-16 まとめ
第4章 Dockerfile
4-1 Dockerfile を使ったイメージの作成
4-2 Dockerfile にプロキシサーバの情報を入れない方法
4-3 ホスト OS から Docker イメージへのファイルコピー
4-4 Dockerfile におけるコマンドの自動実行
4-5 CMD 命令と ENTRYPOINT 命令の関係
4-6 社員食堂の Web サイトの構築
4-7 Dockerfile の利用指針
4-8 まとめ
第5章 ネットワーキング
5-1 ホスト OS 上でのコンテナ間の通信
5-2 複数の物理ホスト OS で稼働するコンテナ同士の通信
5-3 非 Swarm 環境における Macvlan の利用
5-4 Swarm 環境における Macvlan の利用
5-5 複数サービスの一括管理
5-6 IPvlan ネットワーク
5-7 まとめ
第6章 資源管理
6-1 Docker における CPU 資源管理
6-2 メモリ容量の制限
6-3 I/O 帯域幅の制限
6-4 GUI アプリケーション用コンテナ
6-5 コンテナでの DVD の利用
6-6 コンテナでのサウンドプレイヤの利用
6-7 コンテナでの Web カメラの利用
6-8 まとめ
第7章 管理ツール
7-1 Docker Compose とは?
7-2 Docker イメージの社内配信、集中管理
7-3 セキュリティ管理ツール
7-4 GUI 管理ツール
7-5 仮想端末で稼働する管理ツール
7-6 まとめ
第8章 Kubernetes によるコンテナオーケストレーション
8-1 Kubernetes とは?
8-2 Pod
8-3 コンテナによる冗長システム
8-4 永続的ストレージを使うブログサイトの構築
8-5 Kubernetes 対応の管理ツール
8-6 軽量 Kubernetes
8-7 まとめ
第9章 コンテナ管理プラットフォーム
9-1 コンテナ管理ソフトウェアとは
9-2 Kubernetes アプリケーションの配備
9-3 まとめ
付録 A docker コマンドと使用例
付録 B Dockerfile の命令一覧
付録 C Swarm モードのコマンド一覧
付録 D Docker Compose のコマンド一覧
索引
著者プロフィール
奥付

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著者情報

古賀政純[コガマサズミ]
兵庫県伊丹市出身。1996年頃からオープンソースに携わる。2000年に入社後、UNIXサーバのSE及びスーパーコンピュータの並列計算プログラミング講師を担当。科学技術計算サーバのSIの経験も持つ。2005年、大手企業のLinuxサーバ提案で社長賞受賞。2006年、米国ヒューレット・パッカードからLinux技術の伝導師として「OpenSource and Linux Ambassador Hall of Fame」を2年連続受賞。オープンソースを活用したサーバのSEとしてプリセールスMVPを4度受賞。現在は、Hadoopを軸にオープンソースを駆使する大規模サーバのプリセールスSEとして、技術検証及び執筆に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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