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「患者の除染」にあたって、消防と自衛隊はどのような手段をとるのがベストなのか、患者の救命のために優先すべきは何なのか? 昨今、CBRNEテロ・危険物災害時はもちろんのこと、火災現場においても「除染」の重要性が高まっていると同時に「すばやい除染」が課題となっている。本書は、陸上自衛隊で化学分野を専門とし、化学学校副校長を最後に退官された浜田昌彦氏が、化学剤事故に対する除染のガイドライン「PRISM」(prof.Chilcott提唱)に基づき、除染の効果、実践的な手技について自身の考察を加えながら詳しく解説したもの。併せて、日本の除染活動で検討すべき課題、現場からの疑問にFAQ形式で答える。