商品詳細
2022年6月に公開となった「ベイビー・ブローカー」で、是枝監督と女優ペ・ドゥナが2009年以来のタッグを組みました。是枝監督は、2009年公開の邦画作品「空気人形」で彼女を主演に起用。日本アカデミー賞優秀女優賞などの各賞に輝くなど各界から高い評価を得ました。そんな二人の“糸”が、新作「ベイビー・ブローカー」で再び交わりました。是枝監督にとっては女優ペ・ドゥナとの“ある約束”を果たす作品でもありました。
二人のこれまでの関係を、是枝監督、ペ・ドゥナへのインタビュー、名作と評判の高い作品「空気人形」に関わった制作関係者の回想録を中心に綴った一冊です。
第一章 是枝裕和が感じるペ・ドゥナ
第二章 ペ・ドゥナが想う是枝裕和
第三章 映画「空気人形」での是枝裕和とペ・ドゥナ
第四章 ふたりの空白の歳月、そしてこれから
著者情報
花田欣也[ハナダキンヤ]
1961年、東京都出身。総務省地域力創造アドバイザー。(一社)日本トンネル専門工事業協会アドバイザー。大手旅行会社に長年勤務した経験から地域観光のアドバイザーとして観光振興に取り組む一方、「トンネルツーリズムプランナー」としてテレビ、ラジオ、新聞等メディアにも数多く登場し、日本の貴重な土木産業遺産・トンネルの魅力を発信している。映画「空気人形」以来のペ・ドゥナファン。是枝監督の同作で、ペ・ドゥナと映画そのものの魅力に目覚め、その後ペ・ドゥナのほぼ全作品を観る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)