商品詳細
日本海軍が誇る14インチ(35.6cm)砲12門搭載の戦艦、扶桑型と伊勢型は第一次大戦期に竣工し、戦間期の大規模な改装工事を経て太平洋戦争に参加した。扶桑型の「扶桑」「山城」は大戦後期に日本海軍が総力を挙げ実行した捷一号作戦に出撃し、スリガオ海峡で壮絶な最期を遂げる。伊勢型の「伊勢」「日向」は大戦中盤、戦艦の砲力を残しつつ航空打撃力を備えた航空戦艦へと改装され、終戦間際まで活躍をつづけた。本書はそんな扶桑型と伊勢型の四戦艦について解説した、季刊ミリタリー・クラシックスの特集を再構成し、加筆修正や新規書き下ろしを加えたものである。
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