一人称研究の実践と理論 ― 「ひとが生きるリアリティ」に迫るために

諏訪正樹

近代科学社

発売:2022/07/01

発行形態:書籍

ファイル:PDF形式/21.2MB

ポイント:28pt

¥3,080( 本体 ¥2,800 )

商品詳細

※本商品は固定レイアウトのコンテンツです。文字列のハイライトや検索、辞書の参照引用などの機能はご利用になれません。あらかじめご了承ください。

「ひとが生きるリアリティ」に迫るためにはどういうやりかたで研究するのがよいのか? 
一人称研究はこの問いと格闘してきた者たちが人工知能や認知科学の分野から提唱した手法である。
 本書は三部構成となっており、第1部は理論、第2部は実践研究事例、第3部はまとめとしている。
第1部と第2部を行ったり来たりしながら読み進めることで、一人称研究をどう遂行すればよいのか、分析をどう行えばよいのか、得られた知見をどう評価すればよいのかが理解しやすくなっている。
始まったばかりの研究方法「一人称研究」の理解と実践に最適な一冊。

第1部
第1章 一人称研究とは
第2章 「からだメタ認知」というメソッド
第3章 一人称研究の初期スタイル
第4章 からだメタ認知の基盤理論:外的表象化
第5章 からだメタ認知の実践:ことばを促す手法とマインド
第6章 からだメタ認知の哲学?身体とことばを統合して生き抜く

第2部
第7章 実践研究事例その1:カフェの居心地を探る
第8章 実践研究事例その2:街の見心地を探る
第9章 実践研究事例その3:音楽鑑賞体験を探る
第10章 実践研究事例その4:生活と競技が一体となり身体スキルを学ぶ

第3部
第11章 一人称研究実践の総括

購入前の注意点

3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
・この書籍はKinoppy for iOS、Kinoppy for Android、Kinoppy for Windows または Kinoppy for Mac(いずれも最新版)でお読みください。
・この商品は "Reader™" ではお読み頂けません。
・電子書籍は会員サービス利用規約に則してご利用いただきます。
・海外会員様にはプレゼントを贈れません。

著者情報

諏訪正樹[スワマサキ]
慶應義塾大学環境情報学部教授。1984年東京大学工学部卒業、89年同大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)。同年、日立製作所基礎研究所入社、人工知能/推論学習の研究に従事。94‐96年スタンフォード大学CSLI研究所にて客員研究員。1997年シドニー大学建築デザイン学科主任研究員就任。2000年より中京大学情報科学部助教授、04年より同学部教授。08年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

この著者の他の商品・シリーズ

n
  • Mind in Motion ― 身体動作と空間が思考をつくる

  • 一人称研究のすすめ

  • 知のデザイン ― 自分ごととして考えよう

  • 身体が生み出すクリエイティブ

  • 「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学