石原慎太郎伝

大下英治

エムディエヌコーポレーション

発売:2022/04/06

発行形態:書籍

ファイル:EPUBリフロー形式/3.3MB

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商品詳細

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【田中角栄にも三島由紀夫にもなれなかった根源――その虚像と実像】

これほど時代と添い寝した文学者、政治家も稀であろう。敗戦からわずか一〇年後に発表した『太陽の季節』で翌年、芥川賞を受賞(当時史上最年少)。
映画『太陽の季節』は実弟・石原裕次郎出演で大ヒットとなり、「太陽族」は社会現象となる。
文壇においては、三島由紀夫に激賞され、その地位を築くが、三島事件の年、政治家となった石原が自民党内批判をする言に対し、三島は「士道にもとる」と新聞紙上で批判し、袂を分かつ。
晩年、石原は田中角栄の金権政治批判の急先鋒であった過去を打ち消し、角栄を「天才」と称える。

石原慎太郎の知られざる内奥
生前、封印された「昭和天皇の戦争責任論」発言を所収!
〈永久保存版〉スクープ評伝!

【本書の目次】
第一章 『太陽の季節』と石原慎太郎
第二章 石原裕次郎――昭和の大スター兄弟
第三章 「天皇陛下、敗戦の日に自決すべし」発言と三島由紀夫の天皇観
第四章 「青嵐会」血判事件と美濃部革新都政への挑戦
第五章 石原裕次郎死す
第六章 「私が尖閣諸島に灯台を建設した」に日本青年社が激怒
第七章 総裁選出馬と最下位得票四八票
第八章 一九九五年、なぜ石原慎太郎は永田町を去ったのか?
第九章 ノーベル賞作家より東京都知事の座
第一〇章 会見でペットボトルに入った煤を撒く
第一一章 外形標準課税導入と「三国人」発言の波紋
第一二章 銀座に装甲車と羽田空港再拡張
第一三章 東京都「尖閣諸島購入計画」の頓挫
第一四章 橋下徹との合流――最後の野望
第一五章 小池百合子一族と石原家――半世紀にわたる恩讐
第一六章 田中角栄批判の急先鋒から一八〇度転換
終章 我が友・石原慎太郎へ 亀井静香

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著者情報

大下英治[オオシタエイジ]
作家。1944年広島県に生まれる。広島大学文学部仏文学科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋”として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。月刊『文藝春秋』に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。『小説電通』(三一書房)でデビュー後、著書は480冊以上に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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