商品詳細
寺西昭子は1927年生まれ。1946年春の日本音楽コンクールピアノ部門第1位。井口基成、井口愛子、井上園子、安川加壽子らの先達とともに、戦中から戦後の激動の時代をピアニスト、教育者として力強く歩んできた。ローゼンストック、ギレリスとの素晴らしい交流もあり、まさにピアノとともに生きてきた。90歳を過ぎた現在も自宅で弟子たちの前でピアノ演奏を披露している。そんな彼女のこれまでを描く。
(※本書は
2020/2/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
著者情報
松本太郎[マツモトタロウ]
トロンボーン奏者の父・松本煕、ピアニストの母・松本倫子の長男として東京に生まれる。幼少の頃より家には常に音楽が流れている環境で育ち、1996年、東京音大附属高校を卒業後、渡独。ラインランドウエストファーレン州立アーヘン音楽大学にてトランペット科に入学。アルフレッド・シュプリスガー氏に師事。2002年同音楽大学卒業。帰国後、様々な職を経て、現在は音楽教室リズム21講師。音楽評論を手がけている。クラシック音楽の幅広いジャンルに造詣が深い。「世界中の人々にクラシック音楽の楽しさを伝える」という目標を掲げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)