商品詳細
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人間中心設計:HCDがモノづくりの最適解を導き出す!
本書は人間中心設計(human-centered design, HCD)を学ぶ主に工学部系の学生に向けた教科書・解説書。
HCDは、製品の良し悪しを左右する「ユーザとモノとのインタラクション」を効率的に最適化するための手段であり、特にコンピュータ製品の開発に不可欠な概念となりつつある。
本書前半ではHCDの概要を押さえるとともに、最終的な製品、それを使うユーザ、使いやすさの基準等を解説。後半では調査や評価など、製品開発の場面で具体的にHCDを実践していくための方法を詳述している。
モノづくりに関わる実務者にも役立つ一冊。
1.人間中心設計の考え方
2.インタラクションの対象
3.インタラクションのスタイル
4.人間のインタフェース特性
5.人間の認知特性
6.ユーザビリティ
7.人間中心設計
8.利用状況の理解および明示:アプローチ
9.利用状況の理解および明示:調査の実践
10.ユーザ要求事項の明示
11.設計解の作成:アプローチ
12.設計解の作成:デザインの実践
13.設計の評価:実験的評価
14.設計の評価:分析的評価
15.発展的なトピック
著者情報
郷健太郎[ゴウケンタロウ]
1996年東北大学大学院情報科学研究科博士課程後期3年の課程修了。博士(情報科学)。1996年東北大学電気通信研究所助手。1998年バージニア工科大学HCI研究所研究員。1999年山梨大学工学部助手。2003年山梨大学工学部助教授。2011年山梨大学大学院医学工学総合研究部(現大学院総合研究部)教授。現在に至る。専門は知能情報学のうち、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション、人間中心設計。主な研究テーマは、眼科診断装置や文字入力システム、デザイン手法など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)