商品詳細【カルロス・ゴーン、衝撃の脱走後、初の著書】
日産の問題は、日本の問題。
カルロス・ゴーン事件が投げかけたのは、実は日本企業の本質を深く抉ったものだった。
日本の本質的な問題は太平洋戦争のときから何も変わっていないー。
なぜ日本企業は世界で勝てないのか?
なぜ同盟関係は壊れてしまったのか?
本書で明かされる日産の陰謀・人質司法・サディズムな裁判官…。
「地獄にいた私は決行することにした。もし作戦が成功すれば人生を取り戻すことができる」
序章
第1章 一一月一九日
第2章 冷たい地獄のような小菅
第3章 日本版モスクワ裁判
第4章 なぜ?
第5章 譲歩
第6章 アライアンスのふたつのビジョン
第7章 龍と舞い、熊と踊る
第8章 アメリカン・ドリーム
第9章 なんとしてもグローバリゼーション
第10章 どうやって世界一になるか?
第11章 人的資本
第12章 偉大な経営者たちの市場
第13章 明日
エピローグ(現在のところは)
著者情報ゴーン,カルロス[ゴーン,カルロス] [Ghosn,Carlos]
2017年に世界最大の自動車メーカーとなったルノー・日産・三菱アライアンスの前会長。また、2005年から19年までルノーで会長兼最高経営責任者を、18年まで日産と三菱で会長を務める。破産寸前だった日産が目覚ましい回復を成し遂げた立役者として知られ、自動車業界で最高経営責任者を最も長く務める。また当時初めて「フォーチュン・グローバル500」企業2社を同時に経営した
リエス,フィリップ[リエス,フィリップ] [Ri`es,Philippe]
世界最古の通信社であるフランス通信社(AFP)に30年近く勤務したジャーナリスト。パリでAFPのチーフエコノミクスエディターとして6年間勤務。1988~2003年に東京支局長を務めた後、08年に退社し世界初のオンライン調査ジャーナルであるMediapartの創業メンバーに
広野和美[ヒロノカズミ]
仏語翻訳者。大阪外国語大学フランス語科卒
小金輝彦[コガネテルヒコ]
仏語・英語翻訳者。早稲田大学政治経済学部卒。ラトガーズ大学MBA(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)