商品詳細
世界各地を旅したミュンヒハウゼン男爵は、いかなる奇策で猛獣を退治し、敵軍に打撃を与え、英雄的な活躍をするに至ったのか。そして海中、地底、月世界をも股に掛ける冒険はいかに成し遂げられたのか。奇妙だが真実の体験が、彼自身の口から語られる! 有名なドレの挿画も全点収録。
著者情報
ビュルガー,ゴットフリート・アウグスト[ビュルガー,ゴットフリートアウグスト] [B¨urger,Gottfried August]
1747‐1794。ドイツの詩人。理性よりも感情を重視する、いわゆる「シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒涛)」の時代に活躍。1774年に発表したバラード「レノーレ」で詩人として名声を得る。文学雑誌の編集人や、ゲッティンゲン大学の講師を務め、ホメロスやシェイクスピアなどの翻訳も手がけた
酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。和光大学教授。『犯罪』(シーラッハ)で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)