商品詳細
台所に立っていると落ち着く。料理をすると心が凪いでいく。
だからわたしは、最愛の夫が死んだ今日も包丁を握る。
彼の肉で美味しい料理を作るために。
日増しに美しくなる娘に劣情を抱く父親、コンビニ店員に横恋慕した孤独な作業員――。
「異常」なはずの犯罪者たちの独白を聞くうち、警視庁の敏腕刑事・長谷川英太郎には奇妙な感情が湧き……。
供述が生んだ悲劇とは!?
あなたの心の奥底にひそむ欲望を刺激する、予測不可能な犯罪連作短編集。
著者情報
大石圭[オオイシケイ]
1961年、東京生まれ。法政大学文学部卒。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文藝賞佳作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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