とはずがたり

後深草院二条佐々木和歌子

光文社

発売:2020/02/28

発行形態:書籍

ファイル:EPUBリフロー形式/9.1MB

ポイント:240pt

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商品詳細

後深草院の寵愛を受け、14歳で後宮に入った二条は、その若さと美貌ゆえに多くの男たちに求められるのだった。そして御所放逐。尼僧として旅に明け暮れる日々……。書き残しておかなければ死ねない、との思いで数奇な運命を綴った、日本中世の貴族社会を映し出す「疾走する」文学!

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著者情報

後深草院二条[ゴフカクサインニジョウ]
1258(正嘉2)‐?鎌倉時代末期の日記文学作者。本名と没年は不詳。父は久我雅忠、母は四条隆親の娘である大納言典侍。4歳で後深草院の御所に初めて出仕し、14歳で後宮生活に入る。後深草院の女房として寵愛される。西園寺実兼(雪の曙)や院の弟である性助法親王(有明の月)らとも関係を結んだ。のちに宮中を追放され、出家。憧れていた西行にならい、尼僧として関東、四国、中国地方への旅に出、歌を詠む。後年、『とはずがたり』を著す

佐々木和歌子[ササキワカコ]
1972年、青森県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専門分野は日本語日本文学。(株)ジェイアール東海エージェンシーで歴史文化講座の企画運営に携わりながら、古典文学の世界をやさしく解き明かす著作を重ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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