商品詳細
第一章 少年時代
1 ガロアとその家族
2 リセでの生活
第二章 数学との出会い
1 数学者ガロア誕生
2 ルジャンドル『幾何学原論』
3 数学への渇望
第三章 数学史的背景
1 エコール・ポリテクニーク
2 西洋数学の流れ
3 方程式を解く
第四章 デビューと挫折
1 〈数学者ガロア〉デビュー
2 二つの不幸
3 エコール・ノルマル入学
第五章 一八三〇年 ――革命と放校
1 七月革命
2 革命の傍らで
3 放校
第六章 一八三一年 ――獄舎の中で
1 三度目の論文
2 「ルイ・フィリップに乾杯!」
3 獄舎の中で
4 ガロアの黙示録
第七章 一八三二年
1 恋愛事件
2 決闘
あとがき、文庫版あとがき
(本書は2010年に中公新書より刊行された『ガロア 天才数学者の生涯』を加筆修正のうえ、文庫化したものです)
著者情報
加藤文元[カトウフミハル]
1968年、宮城県生まれ。97年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授、熊本大学教授などを経て、東京工業大学理学院数学系教授。この間、ドイツのマックス・プランク研究所研究員、フランスのレンヌ大学やパリ第6大学の客員教授なども歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)