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自由を尊重し、富の再分配を目指すリベラリズムが世界中で嫌われている。米国のトランプ現象、欧州の極右政権台頭、日本の右傾化はその象徴だ。リベラル派は、国民の知的劣化に原因を求めるが、リベラリズムには、機能不全に陥らざるをえない思想的限界がある。これまで過大評価されすぎたのだ。リベラリズムを適用できない現代社会の実状を哲学的に考察。注目の哲学者がリベラリズムの根底を覆す。
著者情報
萱野稔人[カヤノトシヒト]
哲学者、津田塾大学教授。1970年生まれ。パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。博士(哲学)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)