商品詳細
本書でわたしは、「愛」の本質を明らかにした。性愛、恋愛、友愛、親の子に対する愛……。愛にはさまざまな形があるが、これらはいずれも、本来まったく異なったイメージを与えるものである。にもかかわらず、なぜこれらは「愛」の名で呼ばれうるのか?それは、そこに「愛」の、ある“理念性”の本質が通奏低音のように響いているからである。性愛も恋愛も友愛も親の子に対する愛も、その「愛」の通奏低音の上に、それぞれ独自の音色を響かせているのだ。本書の目的は、これら「愛」の名のもとに包摂されるありとあらゆる「愛」の本質を明らかにすることにある。「愛」とは何か、そしてそれはいかに可能か? これが、本書でわたしが挑み、そして明らかにした問いである。
はじめに
第1章 「愛」の哲学序説
第2章 エロティシズムの哲学
第3章 性愛と恋愛
第4章 真の愛
第5章 「愛」はいかにして可能か
おわりに
著者情報
苫野一徳[トマノイットク]
1980年生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学教育・総合科学学術院助手などを経て、熊本大学教育学部准教授。専攻は教育学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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