商品詳細
この本は、「プログラミングの基礎は勉強したけど、アプリは作ったことがない人」に読んでほしいと思って書きました。
この本のタイトルの通り、僕はプログラミングをスクールに行って学んだり、会社の先輩に教えてもらったりしたわけではありません。完全に独学でプログラミングを学んでいます。
それでも話題になるアプリが作れたのは、僕にプログラミングの才能があったからでもなんでもなく、個人が趣味で一つアプリを作るくらいのことは、最低限の知識を押さえれば、そこまで難しくないのです。もちろん、仕事で活かすのであれば、プログラミング以外にも、環境構築やインフラの知識が必要だったり、保守性の高いコードを書けたりする必要があります。
しかし、「初心者が最初のアプリを作る」のに膨大な時間は必要ないのです。この本では、環境構築が一切不要なGoogle Apps Scriptを利用してアプリを作ります。またプログラミングも簡単なJavaScriptがわかればOK。とりあえずは実装できてしまいます。
これからプログラミングを勉強してみたいと思っている方は、この本で最初の一歩を踏み出してみましょう。自分の手で動かしてみて、少しでもプログラミングが楽しいと思ってくれればうれしいです。
なお、この本では厳密性よりも理解しやすさを重要視しています。
エンジニアの方で、ちゃんとしたエンジニアが書いたコードで学びたい方には、この本を読むのはオススメしません。
この本は、抽象度や、複雑性、保守性には重きをおかず、まずは独学でアプリを作ってリリースしてみたい、難しいことは抜きにプログラミングを体験したいという方向けに書かれています。
(「はじめに」などより)
著者情報
河合大[カワイダイ]
1995年生まれ。国際基督教大学卒。株式会社ワークスアプリケーションズを経て、2018年に株式会社アイデミーに参画。人工知能などの先端技術を学べるオンライン学習サービス「Aidemy」のマーケティングを担当し、その後、独立。仕事のかたわら、独学でプログラミングを学ぶ。試行錯誤を重ね、独学で作ったAIアプリ「文字起こし君」でユーザー登録者数12万人を獲得。プログラミング初心者が、自分自身でプロダクトを作れるようになれる技術チュートリアル・試行錯誤した結果などを記事にまとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)