商品詳細
西欧文学に100年以上遅れて出発し、そのエッセンスを学びながら追いかけてきた日本の近代文学。明治期の誕生以降、発展を続けているその歴史を、漱石、鴎外、露伴、谷崎、芥川、川端、三島、大江、石原らの代表的な作品を取りあげながら概観し、青春、恋愛、少年、心理、老年、歴史等々、「人生と文学」の断面から照射した、壮大かつ心揺さぶる精神のドラマ。博覧強記の小説家が遺した名著。
はじめに
青春
恋愛
老年
少年
心理
感覚
家庭
社会
歴史
滑稽
西洋
おわりに
著者情報
中村真一郎[ナカムラシンイチロウ]
1918・3・5~1997・12・25。東京生まれ。東大仏文科卒。1942年、福永武彦、加藤周一らと「マチネ・ポエティク」を結成し、47年『1946・文学的考察』を刊行する一方、『死の影の下に』で戦後派作家として認められる。以後、小説、詩、評論、戯曲、翻訳と多分野で活躍。王朝物語、江戸漢詩にも造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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