商品詳細
P値をしっかり理解し、正しく適用する! 今日、P値は統計を使用する分野で日常的に使用されいるが、間違った理解のもと誤用される場合も増えている。特に医療系分野においては、データの不確実性は深刻である。このP値の誤用を防ぐためには何が必要か? 本書は、データの見方・扱い方の基本からP値を解説したテキストである。
1. 基本的事項 2. P値とは? 3. P値の誤用 4. P値の算出 5. 統計的推論と統計的判定:真の検定を求めて 6. サンプルサイズの決定 7. P値と検出力 8. P値の統合:メタアナリシス 9. 検定の多重性調整P値
著者情報
柳川堯[ヤナガワタカシ]
1966年九州大学大学院理学研究科修士課程(統計数学)修了。1970年同校理学博士。1975年オーストラリアCSIRO上級研究員。1977年米国立がん研究所客員研究員。1981年米国立環境健康科学研究所客員研究員。1982年ノースカロライナ大学準教授。1992年九州大学教授(理学部)。1993年国際統計教育センター(インド)客員教授。1996年九州大学大学院(数理学研究院)教授。2004年久留米大学バイオ統計センター所長、教授を歴任し現在、客員教授。日本計量生物学会賞(2005年)、日本統計学会賞(2007年)、日本計量生物学会功労賞(2011年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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