商品詳細
雷神、酒呑童子、茨木童子、節分の鬼、ナマハゲ……古くは『日本書紀』や『風土記』にも登場する鬼。見た目の姿は人間だが、牛のような角を持ち、虎の皮の褌をしめた筋骨逞しい姿が目に浮かぶ。しかし、日本の民間伝承や芸能・絵画などの角度から鬼たちを眺めてみると、多彩で魅力的な姿が見えてくる。いかにして鬼は私たちの精神世界に住み続けてきたのか。鬼とはいったい何者なのか。日本の「闇」の歴史の主人公の正体に迫る。
著者情報
小松和彦[コマツカズヒコ]
1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター所長。埼玉大学教養学部教養学科卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科(社会人類学)博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。2013年、紫綬褒章受章。16年、文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
この著者の他の商品・シリーズ
nゆるゆる図鑑ミステリー ゆるゆる妖怪図鑑
謎解き妖怪学 角川選書ビギナーズ
日本動物民俗誌
47都道府県・妖怪伝承百科
怪と幽 vol.014 2023年9月
神々の精神史
怪と幽 vol.011 2022年9月
怪と幽 vol.010 2022年5月
日本妖怪異聞録
【6冊 合本版】宗教・歴史・古典・妖怪の基礎知識
日本の怖い妖怪 里の妖怪