商品詳細
国内先進企業の事例と取り組みが分かる!!人間中心設計(HCD)を導入して、実際に活用している企業の事例を紹介している。どのような場面で、HCDの考え方が活用できるのかが、先進企業の事例から理解できき、HCDとはなにか、企業活動がHCDをとおしてどのように向上できるのかが具体例を通して学ぶ事ができる。ものづくり、サービス、行政に携わる読者には必携の書である。
第1章 NECにおけるHCDへのアプローチと事例
第2章 オムロンヘルスケアにおけるHCDの活用事例
第3章 富士通におけるHCDアプローチとPC開発における実践事例
第5章 京セラにおけるHCDへのアプローチと事例
第6章 リコーにおけるHCDの活用事例
第7章 Yahoo! JAPANにおけるHCDプロセスの活用事例
第8章 サービスデザインのHCDプロセスにおける活用事例
第9章 業務用製品開発におけるHCD活用事例
第10章 車載機器におけるHCDの活用事例
第11章 取扱説明書の作成におけるHCDの事例
第12章 ウェブサイトデザインにおけるHCD活用事例
第13章 ウェブサイトにおけるHCDの活用事例 ~自治体のウェブサイトの標準化~
第14章 エスノグラフィの活用事例 ~自動車の操作インタフェースの製品企画~
第15章 行動観察記録ツールの活用事例
第16章 ユーザーの利用状況記述方法の事例
第17章 スキットを使ったプロトタイピングと活用事例
第18章 体験的コンセプト評価手法の事例
第19章 ストーリーテリングとその活用事例
第20章 相関関係ペルソナの活用事例
著者情報
黒須正明[クロスマサアキ]
1978年早稲田大学文学研究科博士課程単位取得満期退学、日立製作所に入社し、中央研究所で日本語入力方式やLISPプログラミング支援環境などの研究開発に従事。1988年デザイン研究所に移り、インタラクションデザイン、ユーザビリティ評価の研究に従事。1996年に静岡大学情報学部情報科学科教授として赴任し、ユーザ工学を体系化。2001年文部科学省メディア教育開発センター教授として赴任。現在は、放送大学教授、人間中心設計機構の理事長を務める
松原幸行[マツバラヒデユキ]
阿佐ヶ谷美術専門学校プロダクトデザインコース卒。1976年~1983年パイオニア、1983年~2004年富士ゼロックスに勤務。フリーを経て2006年にキヤノンへ入社。総合デザインセンターに所属し現在に至る。また、教員として1998年~2004年青山学院大学大学院非常勤講師を勤める。その他、TC159SC4/WG6に所属しISO13407規格制定に参加(1999年発行)、ISO/IEC24755エディター(2007年発行)、人間中心設計推進機構理事(2004年~現在)、2012年より副理事長を担当し現在に至る
八木大彦[ヤギオオヒコ]
1962年京都工芸繊維大学卒業、同年株式会社リコー入社、デザイン部門で商品デザイン担当。1963年、第4回機械デザインコンクール通産大臣賞。1969年9月~12月、日本貿易振興会昭和44年度短期デザイン研究員として北米の市場調査。1990年「MMC(Man Machine Communication)推進室」を設立、全社啓蒙活動を推進。1997年にリコーを退職。2000年、公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科教授、ユーザーセンタード・デザインを専門として担当。2007年3月、同大学退職、名誉教授に就任。2003~2008年、北海道教育大学大学院非常勤講師。現在人間中心設計推進機構監事
山崎和彦[ヤマザキカズヒコ]
京都工芸繊維大学卒業、神戸芸術工科大学博士号授与、東京大学新領域創成科学研究科博士課程単位取得満期退学。クリナップ工業デザイン室、日本IBMデザインセンター、玉川大学非常勤講師を経て、2007年より千葉工業大学教授(デザイン科学科)。加えて現在は、京都工芸繊維大学・非常勤講師、人間中心設計機構・副理事長、日本デザイン学会・理事。専門はユーザーエクスペリエンス、プロダクトデザイン、ユーザーセンタード・デザイン、情報デザイン、デザイン戦略等に関連する研究および実践(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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