商品詳細
品質向上に貢献する、要求獲得技法を詳解! ソフトウェアが社会に浸透すると供に、ソフトウェア開発の上流工程ではビジネスや運用環境の変化に即した要求の獲得・仕様化・確認・管理が求められている。要求工学では曖昧で変化しやすい要求を工学的に扱うことで、品質の高い要求仕様書を効率的に作成する各種の手法が開発されている。本書は、要求工学の基礎知識の理解と習得に役立つ1冊である。
第1部 要求
第1章 要求とは
第2章 要求定義
第2部 要求獲得
第3章 要求獲得の基本概念
第4章 要求獲得方法
第5章 要求獲得手法
第3部 要求記述
第6章 ソフトウェア要求仕様書
第7章 要求言語
第4部 その他の技術
第8章 要求確認
第9章 要求管理
著者情報
本位田真一[ホンイデンシンイチ]
1978年早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。1978年株式会社東芝入社。現在、国立情報学研究所教授・東京大学大学院情報理工学系研究教授工学博士
大西淳[オオニシアツシ]
1979年京都大学工学部卒業。1981年同大学大学院工学研究科修士課程修了。1983年同博士課程退学。1983年京都大学助手。1988年京都大学工学博士取得。1989年京都大学助教授。1994年立命館大学教授
妻木俊彦[ツマキトシヒコ]
1970年東北大学理学部卒業。1970年日本ユニシス株式会社入社。2007年東京大学博士(学術)。現在、日本ユニシス株式会社総合研究所上席研究員、国立情報学研究所特任教授
白銀純子[シロガネジュンコ]
1997年早稲田大学理工学部卒業、同校大学院理工学研究科修士課程入学。1999年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了同博士課程入学。2000年早稲田大学メディアネットワークセンター助手就任。2002年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。2003年東京女子大学現代文化学部専任講師就任。2008年東京女子大学現代文化学部准教授就任。2009年東京女子大学現代教養学部准教授就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
この著者の他の商品・シリーズ
n考えるコンテンツ「スマーティブ」
Bメソッドによる形式仕様記述 ― ソフトウェアシステムのモデル化とその検証
ソフトウェアパターン ― パターン指向の実践ソフトウェア開発
ソフトウェア科学基礎 ― 最先端のソフトウェア開発に求められる数理的基礎
実践的ソフトウェア工学 ― 実践現場から学ぶソフトウェア開発の勘所
VDM++による形式仕様記述 ― 形式仕様入門・活用の第一歩
UPPAALによる性能モデル検証 ― リアルタイムシステムのモデル化とその検証
並行システムの検証と実装 ― 形式手法CSPに基づく高信頼並行システム開発入門
SPINによる設計モデル検証 ― モデル検査の実践ソフトウェア検証
IT Text 人工知能(改訂2版)