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日本もできるか? 世界が驚く、ドイツの科学技術・研究政策
初めて知るその実態!
EUのリーダーであるドイツは、近年、インダストリー4.0により脚光を浴びている。本書は19世紀以降の歴史的背景をふまえ、ドイツにおける産業・研究が、どのような仕組みの中で発展してきたかを解説する。
特に産学公の連携については、各研究所の管轄行政機関、運営費・研究費用の拠出元、将来に向けての人材育成システムなどを、日本と比較しながら詳述し、日本の施策に対しての提言も行っている。
第1部 現代ドイツの構造はどのようにしてできたか
第2部 ドイツの特徴的なシステムとは
第3部 人材養成(若手人材の養成)
第4部 日本への示唆
著者情報
永野博[ナガノヒロシ]
1948年1月5日生まれ。東京都出身。1971年慶應義塾大学工学部卒業。1973年同法学部卒業。科学技術庁入庁。2001年鹿島建設株式会社エンジニアリング本部次長。2002年文部科学省国際統括官。2004年文部科学省科学技術政策研究所長。2005年武蔵エンジニアリング株式会社顧問。2006年独立行政法人科学技術振興機構理事。2007年政策研究大学院大学教授。2009年中国科学院科技政策・管理科学研究所招聘教授。(財)日本オペラ振興会理事長。2015年慶応義塾大学理工学研究科特別招聘教授。研究・イノベーション学会(旧研究・技術計画学会)会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)