不便益 ― 手間をかけるシステムのデザイン

川上浩司

近代科学社

発売:2018/08/01

発行形態:書籍

ファイル:PDF形式/23.1MB

ポイント:32pt

¥3,520( 本体 ¥3,200 )

商品詳細

本書は「不便益」の事例を紹介しながら,不便益とはなにか,不便益をもたらすシステムのデザイン方法とは,を探求する.テクノロジーを否定するという内容でなく、ITやAIなどの最新テクノロジーと不便を組み合わせることで新たな知財・サービスを生み出そうというものである.IT技術者や、システムデザイン関連読者の必読の書である。

第1章 不便益システムデザイン
第2章 自動車の運転支援
第3章 義手のデザイン:人に関わるモノのあり方を考えるために
第4章 発想支援
第5章 コミュニケーション場のメカニズムデザイン:書評ゲーム「ビブリオバトル」のデザインを読み解く
第6章 博物館の学びを支える手がかり
第7章 〈弱いロボット〉と人とのインタラクションにおける不便益
第8章 観光と不便益
第9章 妨害による支援
第10章 「結びの科学」に向けて
第11章 生命システム論から不便益を捉えなおす:不便益の実在証明

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著者情報

川上浩司[カワカミヒロシ]
1987年京都大学工学部卒業。1989年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1989年岡山大学工学部助手。1993年京都大学博士(工学)。1998年京都大学情報学研究科助教授。2007年京都大学准教授。2014年京都大学デザイン学ユニット特定教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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