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精神科医としての50年を統合失調症の治療に当たってきた著者が、それは俗に言われるように「正常」と断絶された「狂気」とされるものなのか、あるいは治療法のある「症状」なのかを問題意識としながら、この病気の本態を語り尽くす。「現実の否認」「現在の消失」「心的エネルギーの回路づけの不具合」「昏迷」など、この病の特徴と心の働き方の傾向の関連を見極める。
著者情報
計見一雄[ケンミカズオ]
1939年生まれ。千葉大学医学部卒業。医学博士。千葉県精神科医療センターの設立に参画、名誉センター長。公徳会佐藤病院顧問。精神科救急医療という分野の開拓者で、日本精神科救急学会初代理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)