商品詳細
「損益分岐点」は利益管理に欠かせない手法です。
経営者、役員、経理・財務の部課長・担当者はもちろんですが、近年は営業や製造部門など現場セクションでも「利益」を考えることが必須となっています。
この考え方は、経営者のみならずいまやプロジェクト・リーダーにも不可欠な考え方なのです。
しかし、「売上を伸ばせば利益も増える」という考え方だけでは。売上が伸びたからといって、「お金=キャッシュ」も増えるわけではありません。「損益分岐点」についてはその定義がわかりやすいのですが、それを実務に活かすとなると、意外と難しいものです。また、実務担当者でも、わかっているようで理解していない代表例が、この「損益分岐点」です。
本書は、会社や仕事の「損得」をつかむ損益分岐点について知識ゼロからでもわかる本です。
※本書は2008年に小社から刊行された『[損益分岐点]の実務が面白いほどわかる本』に大幅な加筆をし、再編集したものです。
著者情報
天明茂[テンミョウシゲル]
公認会計士、宮城大学名誉教授。人間力大学校学長。1942年東京生まれ。64年に明治学院大学卒業。日本創造経営協会を経て90年に(有)天明マネジメントサービスを設立し、代表を務める。97年より宮城大学事業構想学部教授。2013年より、事業構想大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)