講談社文芸文庫

黴 爛

徳田秋声

講談社

発売:2017/05/12

発行形態:書籍

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ポイント:480pt

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商品詳細

明治四四年、夏目漱石の推挙で「東京朝日新聞」に連載し、自身の結婚生活や師・尾崎紅葉との関係等を徹底した現実主義で描き、自然主義文学を確立、同時に第一級の私小説としても傑作と謳われる「黴」。翌々年発表の「爛」では、元遊女の愛と運命を純粋客観の目で辿り、文名を確立する。川端康成に「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、西鶴から秋声に飛ぶ」と言わしめた秋声の、真骨頂二篇。



解説  宗像和重

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著者情報

徳田秋声[トクダシュウセイ]
1871・12・23~1943・11・18。小説家。金沢市生まれ。旧制四高を父の死のため中退、文学を志して上京。尾崎紅葉門下に入りやがて泉鏡花などとならんで「葉門の四天王」とよばれるまでになる。独自の自然主義文学観に開眼し、私小説的長篇『黴』によって文壇的地位を確立する。太平洋戦争を憂慮しながら本郷森川町の書斎で没した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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