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古くは、劇映画から大衆は幕末維新史を「知った」。現代ならばNHK大河ドラマの幕末維新モノと司馬遼太郎が著した幕末小説群であろう。この二本柱によって、いまの日本国民は幕末維新史を「知っている」。だから大衆が抱いてきた「幕末維新像」を知ろうと思えば、こうした娯楽性の強い作品が、どのようにこの時代を描いて来たかを追わねばならない。
第1章 幕末時代劇のルーツを発見!
第2章 架空のヒーロー、大活躍!
第3章 新選組は明治期から人気者
第4章 無名だった坂本龍馬
第5章 戦意高揚に利用された幕末の人々
第6章 映画黄金時代の傑作、問題作
第7章 新しいヒーロー像を求めて
第8章 大河ドラマとテレビ時代劇の見方
第9章 幕末時代劇の未来
著者情報
一坂太郎[イチサカタロウ]
1966年、兵庫県芦屋市に生まれる。大正大学文学部史学科を卒業する。東行記念館学芸員を務めたが同館の一時閉館により退職。現在、萩市特別学芸員(萩博物館高杉晋作資料室長)、山口福祉文化大学教授、防府天満宮歴史館顧問。春風文庫主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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