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日本人として初めてのノーベル賞(物理学賞)受賞者であり、反核平和運動にも積極的に関わった理論物理学者は、兄に東洋史家である貝塚茂樹、弟に中国文学者の小川環樹を持ち、自身も漢籍、古典、和歌に親しむ粋人でもあった。本書は、幼少青年期の記憶から、長年暮らした京都への愛惜、耽読した古典への思いを綴る随筆と、歌集「深山木」を収録。偉大な科学者とは別の、愛すべき横顔を伝える。
少年の頃
ふるさと
古典と私
和歌について
具象以前
歌集 深山木
解説 細川光洋
著者情報
湯川秀樹[ユカワヒデキ]
1907・1・23~1981・9・8。理論物理学者。東京生まれ。京都帝国大学理学部物理学科卒業。京都帝国大学、東京帝国大学、プリンストン高等研究所、コロンビア大学教授等を歴任する。35年、「素粒子の相互作用について」で中間子の存在を予言、49年、日本人初となるノーベル賞(物理学賞)を受賞。55年、核廃絶と科学の平和への貢献を訴えて発表されたラッセル=アインシュタイン宣言に連署、同宣言での呼びかけから生まれたパグウォッシュ会議へも参加するなど、反核平和運動に積極的に関わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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