ロレンザッチョ

ミュッセ渡辺守章

光文社

発売:2016/10/28

発行形態:書籍

ファイル:EPUBリフロー形式/2.9MB

ポイント:240pt

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商品詳細

メディチ家の暴君アレクサンドル。放蕩の手先を務め腹心となって主君の暗殺を企てる従弟のロレンゾ。義妹チーボ侯爵夫人へのアレクサンドルの恋を利用して権力を握ろうとするチーボ枢機卿……。謎に満ちた暗殺事件を、二人の若者の間に交錯する権力とエロスを軸に描いたミュッセの代表作。日本で初めて上演(1993年)してから23年。満を持して完全版の新訳での刊行!

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著者情報

ミュッセ,アルフレッド・ド[ミュッセ,アルフレッドド] [Musset,Alfred de]
1810‐1857。フランスの作家。パリに生まれる。9歳にならないうちから高等中学校に通い古典的教養を身につけた。19歳で最初の作品集を発表。以降、いくつかの戯曲を書くが上演での評判は芳しくなかった。22歳の時に7歳年上のジョルジュ・サンドと知り合い、愛人関係となる。後に代表作となる『マリアンヌの気紛れ』『戯れに恋はすまじ』などは20代前半に書かれた作品。健康状態が悪化し、晩年はほとんど創作活動をしなかった。1857年死去

渡辺守章[ワタナベモリアキ]
1933年生まれ。東京大学名誉教授。フランス文学・表象文化論を専攻。演出家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)