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ある山間の寒村に伝わる風習。この村では、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめ込んで弔う。くりぬかれた穴には白米を盛り、親族で食べわけるという。この事から、顔を抜かれた死者は【どんぶりさん】と呼ばれた──。 スマホにメッセージが届けば、もう逃れられない。【どんぶりさん】があなたの顔をくりぬきにやってくる。脳髄をかき回されるような恐怖を覚える、ノンストップホラー。第23回日本ホラー小説大賞【読者賞】受賞作!
著者情報
最東対地[サイトウタイチ]
1980年5月9日生まれ。大阪府交野市出身。飲食・小売業界を経て、出版社に勤務したのち、現在はフリーライター。2013年より執筆活動を開始。『夜葬』で第23回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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