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英国のEU離脱は、危機の連鎖の始まるになる! 世界的「価格破壊」の時代/欧州「離脱ドミノ」は不可避/デフレで沈む中国、韓国/世界が頼る日本の資金力/金融、自動車業界大編成/日米が世界を牽引するなど、大激動期の先を読む著者渾身の世界予測、最新版。
英国のユーロからの離脱は今後の成り行きとして、残留に固執していたスコットランドも独立しEUに残ることになりそうである。そしてウェールズも独立することになり、島国イングランドだけが残り孤立する。そうなれば、スペインにも飛び火する。カタロニアが分離独立して、スペインは崩壊する。今後のギリシャ問題の再燃等もあり、EUは、分裂、崩壊の機運を高めることになる。第二次大戦後の強引な国境線の画定によって、強烈な不満を持っている国民はまだ多い。冷戦時代においても既成秩序によって過酷に統制され、各国、各地域の民衆の不平不満が抑圧されてきた経緯がある。確定された国境への異議、戦後処理の不徹底への不満が一気に噴出してくる可能性がある。まさに世界は「パンドラの箱」が開いた状態である。どんな欲求、願望が出てくるか、場合により敵意も、憎悪も噴出してくる可能性もある。(「はしがき」より抜粋)
著者情報
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
1927年京都市に生まれる。1953年大阪大学工学部卒業。新聞記者、証券アナリストを経て、現在、多彩な評論活動を展開中。この間、石油危機の到来、冷戦の終焉を予見するなど政治・経済、国際情勢についての先見性をもつ的確な分析を提示。日本経済や産業の動向について、世界的、歴史的な視点も含めて独創的にとらえる国際派エコノミスト。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)