商品詳細社会を震撼させている欠陥マンション問題。国内有数の大手デベロッパーやゼネコンが手がけているにもかかわらず、なぜ欠陥はなくならないのか。ずさんすぎる現場の実態に業を煮やした建築検査のプロである著者が、事件の裏に潜む不動産業界の病理をついに告発。昨今の事例を元に、複雑に絡み合った欠陥の要因を明らかにしていく。また、資産価値が高く品質の良いマンションを購入する心得や、欠陥が見つかった場合の対処法など、住まいの安全を死守する方法を紹介。欠陥マンションという負債を人生に持ち込まないための警告と救済の一冊。
著者情報船津欣弘[フナツヨシヒロ]
総合検査株式会社代表取締役。1965年、福岡県生まれ。設計事務所勤務を経て、2001年11月、GAO建築工房設立。阪神・淡路大震災の被災経験から03年より欠陥住宅問題に取り組み始め、構造計算偽装事件をきっかけに建築検査業務専業となる。11年4月、総合検査株式会社代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)