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「すべてはあの町から始まったのよね」母が最期に残した言葉の真意を知るため、独りになった少年は母の故郷を訪れる。手がかりは古いモノクロフィルムと未完の小説。町は徐々に陥没がすすみ、一部が大きな湖に飲み込まれていた。湖底に残された“思い出の品”を回収する男性・モグリに出会った少年は、しなやかに泳ぐ姿から“サカナ”と名付けられ、彼の仕事を手伝うことに。少年は母の想いと顔を知らない父の秘密に近付いていく。
著者情報
ほしおさなえ[ホシオサナエ]
1964年東京生まれ。2002年に『ヘビイチゴ・サナトリウム』(東京創元社)が第12回鮎川哲也賞最終候補となり、ミステリー・デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)