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東海道一の暴れん坊と称された若き日の次郎長。子分第1号の桶屋の鬼吉は尾張の出。ふたり目は関東の綱五郎。清水の大政、法印の大五郎、増川の仙右衛門、追分の三五郎、森の石松と次郎長の男っぷりに惚れて子分も増えた。そして次郎長親分は最愛のお蝶と祝言をあげてめでたく夫婦になったが……。「次郎長一家」の胸のすく活躍、著者会心、時代小説の名作登場!
著者情報
村上元三[ムラカミゲンゾウ]
1910(明治43)年、韓国生まれ。40年、『上総風土記』で第12回直木賞受賞。戦後、朝日新聞連載の『佐々木小次郎』で一躍、人気作家になる。2006年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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