商品詳細
恋人と語らう柏崎の浜辺で、声をかけてきた見知らぬ男。「煙草の火を貸してくれませんか」。この言葉が、〈拉致〉のはじまりだった――。言動・思想の自由を奪われた生活、脱出への希望と挫折、子どもについた大きな嘘……。夢と絆を断たれながらも必死で生き抜いた、北朝鮮での24年間とは。帰国から10年を経て初めて綴られた、衝撃の手記。拉致の当日を記した原稿を新たに収録。
著者情報
蓮池薫[ハスイケカオル]
1957(昭和32)年、新潟県生れ。中央大学在学中に拉致され、北朝鮮での二十四年間に及ぶ生活を余儀なくされる。帰国後、同大学に復学し卒業。2005(平成17)年、初の翻訳書『孤将』(金薫著)を刊行。現在は、新潟産業大学准教授を務めるかたわら、執筆・翻訳に携わっている。’09年、『半島へ、ふたたび』で新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)