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交流が途絶えていた旧友の茅原恭仁から突然の招待を受け、私は資産家だった茅原家が山間の別荘地に所有している広大な屋敷を訪ねる。そこでは恭仁が妹の睦美と暮らしていたが、かつて快活で高慢ですらあった睦美は、屋敷に出るという幽霊に怯え、別人のように生気を失っていた。恭仁が私を呼んだ目的とは何か? そして恭仁が夜な夜な屋敷で行っているという「研究」とは何なのか? 物語の様相が一変するラストまで一気読み必至!
著者情報
藤谷治[フジタニオサム]
1963年東京都生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。2003年、『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』でデビュー。’08年、『いつか棺桶はやってくる』で三島由紀夫賞候補。’10年、『船に乗れ!』三部作で本屋大賞第7位。’14年、『世界でいちばん美しい』で第31回織田作之助賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)