商品詳細
11月下旬の八ヶ岳。
山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。
昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。
逃げようにも外は吹雪。
通信機器も使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。
これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。
安斎とハチとの壮絶な死闘が始まった―。
最後明らかになる驚愕の真実。
ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!
著者情報
貴志祐介[キシユウスケ]
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、同書は100万部を超えるベストセラーとなる。2005年、『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
この著者の他の商品・シリーズ
n梅雨物語
もの語る一手
慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー
秋雨物語
さかさ星
兎は薄氷に駆ける
罪人の選択
我々は、みな孤独である
怪と幽 vol.010 2022年5月
天使の囀り(2)
天使の囀り(1)