N字回復

飯田元輔

ディスカヴァー・トゥエンティワン

発売:2015/04/10

発行形態:書籍

ファイル:EPUBリフロー形式/1.1MB

ポイント:14pt

¥1,540( 本体 ¥1,400 )

商品詳細

あらゆる企業には、ライフサイクルがあります。「さあ、やるぞ」と張り切って会社を始める「創業期」。どうにか軌道に乗りはじめる「成長期」。売上の伸びが停滞しはじめ、社内の空気も少しずつダレてくる「成熟期」。そして、停滞から下降へ向かう「衰退期」。

家族や友人などの身内を中心に、いわば「家業」として勢いよく事業をスタートさせ、やればやるだけ売上が右肩上がりに上がる創業期、成長期を経て、あらゆる企業は、遅かれ早かれ「壁」にぶつかります。たとえば、
・離職者の問題(大量離職の場合もあり)
・社員やスタッフのやる気の問題(遅刻や欠勤など)
・モラルの問題(不正や社内不倫、クレームなど)etc…

そして、なんらかの決定的な事件が起こります。たとえば「こいつだけは」と信じていた唯一の幹部(右腕)が他の社員を連れて辞めてしまったり、お金を横領されていたことに気づいたり、顧客ごと持って逃亡されたり……。

そんな成熟期~衰退期を迎えたとき、企業はどうするか。ここから先の運命は、一社一社で異なってきます。適切な手を打てない企業は、そのまま衰退を続け、やがて消滅・倒産していきます。しかし、ここで経営者が再生に向け自ら覚悟を決めた企業は、「家業」から真の「企業」へと成長し、再び伸びていきます。この再び伸びる時期に至るまでのプロセスが「第二創業期」であり、本書でいう「N字回復」なのです。

「家業」で終わるか、壁を乗り越え、真の「企業」となるのか。

消滅する企業と、再び伸びて「N字回復」を成し遂げる企業、この両社の運命は、どこで分かれてしまうのでしょうか? 本書ではそこにスポットを当てていきます。

序章 すべての企業にはライフサイクルがある
第1章 創業期
第2章 成長期
第3章 成熟期~衰退期
第4章 第二創業期(前半)
第5章 第二創業期(後半)

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著者情報

飯田元輔[イイダゲンスケ]
組織人事コンサルタント。1977年、東京・吉祥寺生まれ。大阪大学経済学部卒。大学在学中に知り合いのオーナーから誘われたのを機に、ラーメン店開業に携わる。4店舗まで拡大させたが、経営が悪化し閉店。26歳のとき、リクルートに転職。HR部門に配属され、求人採用媒体の営業として活躍。入社後すぐに営業成績トップに。3年間の在職中、MVPなどの賞を総ナメにした。2007年2月、株式会社ソリューション(現・株式会社CONY JAPAN)に入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)