商品詳細
東京ディズニーリゾートは、不況下の日本においても優良企業として認知されている数少ない企業のひとつ。しかし、「ビジネスモデル=儲かるしくみ」は知られていないのが現状です。本書では、「ディズニーリゾートのIR情報」を「会計学」によって分析し、「ディズニーの儲かるしくみ」をがわかるよう、白雪姫や人魚姫たちと一緒に解説していきます。
第1話 なぜディズニーランドはいつも満員なのか?―「売上」を支える立地・顧客・客単価(美女、野獣と出会う 1日でディズニーランドを訪れるゲストの数は?―客数 ほか)
第2話 夢の国の維持費はいくらか?―「コスト」からつかむ経営の実像(ディズニーランドを運営するのにいくらかかる?―原価 580円のハンバーガーの材料費は?―原価率 ほか)
第3話 夢の国の建設費はいくらか?―着実な「投資」で「資産」を増やす(ディズニーのホテルはいくら稼いでいる?―年間宿泊売上 ホテルに残る最終的な儲けは?―利益率 ほか)
第4話 夢の国は借金だらけ?―資金調達手法のメリット・デメリット(麗子の策略 ディズニーにはなぜスポンサーが必要なのか?―資金調達 ほか)
第5話 縮小する業界で生き残る方法―シングルソース・マルチユース戦略(結婚式場の稼働率を上げる方法 高い利益率には理由がある ほか)
著者情報
秦美佐子[ハタミサコ]
公認会計士秦美佐子事務所所長。早稲田大学政治経済学部卒業。大学在学中に公認会計士試験に合格し、優成監査法人勤務を経て独立。監査法人時代は年商数千万円から1千億円超の様々な規模の会社の監査に従事し、現在は会計コンサルや経理業務、権利の価値評価といった会計に関する業務のかたわら、執筆や講演も積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)